2009/01/19

バイト経験から学ぶ事

学習塾でアルバイトをしている。
今まで、大学の機関で短期のバイトはしたことがあるけれど、
学外の組織の中で働く経験は、この塾でのバイトが最初で最後。

自分の言動で、子どもを通じ、保護者が持つこの塾への印象を
左右してしまうんじゃないかと、
初日は採点のマルを付ける手が震えてた。

半年経って、それはずいぶん慣れて、
むしろ駄々草になっているのではないかと少し心配しているこのごろ。

責任の軽いバイトとは言え、
日々の就労の間に、学ぶことは多々あります。


●まず、自分の作業に集中しつつも、顔を適宜上げて、
周囲の様子に敏感になっていることが重要であること。

塾の先生や生徒さんたちが、何か困ってたり、
何か援助を必要としていたりすることが、よくある。
それを、自分の作業ばかり没頭して、気づかないままでいることが多い。

自分の手元の作業のスピードが、落ちない程度に、
周りへのアンテナを張ることは、忘れちゃならない。


●そして、自分の言動には、責任を持つこと。
曖昧な返答をしない。自信を持った状態で、発言をする。
態度も、きっぱりとする。
前回はこうだった、でも、今回は違う、という態度だと、
生徒さんを始め、周りの混乱と不信を招く。
(特に教育は、信頼が第一だと、私はこの塾で学んだ。)


●分からないことは、素直に聞く。
過去に学んだことだけで応用が上手くできないと思った場合は、
自分だけの判断で行動しない。

聞く相手に迷惑をかけると思っても、聞く。
独断で下した判断のせいで、回り回ってその人に迷惑をかけるくらいなら、
先に質問した方がいい。
ただし、一度聞いたことを、忘れそうなくらいならメモする。
二度目は聞かない。これが相手への思いやりになる。



大学4年生になってやっとそんなことを学びました。