2010/03/30

配属先決定! 東京です。

(mixiより転載しました!)


1年間の研修期間を終えて、この4月からの配属先が決まりました! 

東京本社で営業をやることになりました! 



えーぎょー………exclamation ×2 




私に営業ができるのだろうか…とちょっぴり不安。 

でも、配属先の事業部には、 
ベテランの女性営業社員がいらっしゃるとのことハート達(複数ハート) 
女性がバリバリ働いてるって聞いて、見習いたいなって思う電球 
どんな方だろー! どきどきだー! 


その事業は、国内には会津若松と宇都宮と千葉の市川、 
そして海外にはタイに工場があり、それぞれ扱っている部門が違っている。 
おそらく私はタイに関係のある部門に就くんじゃないかと予想中。 

わー、タイがぐっと近くなった! 
そろそろ日常会話の語彙も危うくなってきているので 
勉強せねばーダッシュ(走り出す様)あせあせ 
ビジネスの言葉も学ばねばーexclamation ×2 

すでにビジネスの場でタイ語を使っている方! 
使いやすい辞書などご存知でしたら紹介してください揺れるハート 


配属先での勤務は来週月曜から。 
そんなわけで、明日は同期と東京ディズニーシーへ行ってきます! 
チップを探す旅に出てきます!!(チップ大好きハート

2010/03/26

田中宏和




おもしろwww



中学生くらいの時かなぁ。
今から10年くらい前、
朝日新聞で、当時のポケモンの歌を全部書いていた田中宏和さんが、
別の田中宏和さんと二人で笑顔で写ってる記事を見つけたんだ。

田中さんが、もう一人の田中さんに、
同じ名前だからというのを理由にコンタクトを取ったのが
二人の交友のきっかけだった、と私は記事を読んだ記憶がある。

「同姓同名の人は、全国にまだまだいっぱいいるらしい。
その人たちと会いたい」

といったことを、田中さん(どっちか不明)はおっしゃっていた。


この記事を読んだときは、同姓同名の人と、そんなに会いたがる田中さんお二方が、
ちょっぴり不思議な気がした。
でも私は「ポケモン」というキーワードに条件反射で記事を切り取ったのを覚えている。



あれから約10年。


なんと、田中さんの活動は、ずっと続いていたらしい。
本まで発売されている。ちょっと読んでみたい。

そんでもって歌まで歌っている。
曲調が、どことなく、子どもが好きそうなメロディなのが、
なんとなくポケモンを想像させて、嬉しい。



田中宏和のイベントがあるそうですよ。
覗いてみたい気がするw
いったいどれだけの田中さんが集まるんだろう。
(田中宏和さんじゃない人も参加OKのイベントだそうです。)





追記修正。
投稿した後、調べてみたら、
記憶の中の「二人」は現実の「三人」でした。

かなり違うー。自分の記憶力はこんな感じ。
ああでもこの写真、見覚えがあるなー。

http://www.1101.com/e_tanaka/2004-07-31.html

2010/03/13

読書日記『神去なあなあ日常』三浦しをん

『神去(かむさり)なあなあ日常』 三浦しをん, 徳間書店, 2009年



p.62---
とにかく、春の勢いはすごい。これまではモノクロにくすんでいた画面に、一瞬で色がつくみたいだ。
どんな特撮技術を使っても、この鮮やかな景色の変化は表現できないだろう。
変化は景色だけじゃなく、においにも音にも現れる。冬のあいだは硬く冷たく流れる川が、
草木が芽吹きはじめるのとほぼ同時に、さらさらと優しい音に変わる。
水は澄みわたって、甘い香りがする。
金色に輝く川底の砂に、透明なメダカの群の影が映っているのを発見し、
俺は思わず声を上げてしまった。
---------


三浦しをんさんの文体は読みやすくて大好き。
大学生協で見つけた、『ロマンス小説の七日間』という文庫が、
私が初めて読んだ三浦さんの作品。
あちらは大学を卒業した女性の、恋愛についてのお話だったので、
"お付き合い"というのを知らなかった当時、
実はあんまり、主人公の葛藤に共感できなくて、やきもきした。

でも、あとがきの、自由に語る三浦さんの言葉がとても面白くて、とても印象に残った本だ。
その後、『風が強く吹いている』(読み終わった頃に、映画化の話を知った。)、
『まほろ駅前多田便利軒』(読み終わった頃に、続編の発表があった。)と、さくさく読んだ。




『神去なあなあ日常』は、今まで読んだ中で、一番好きな三浦さんの作品になった。

高校を卒業したばかりの男の子が、担任の先生と母親のもくろみで、
1年間の林業研修生となって、三重県の山奥に放り込まれるストーリー。
最初は戻りたいとばかり思っていて、何度も逃げることを試みた彼だけど、
人の良いリーダーや、家に居候させてもらっている兄貴分の存在や、
あと、気になる女性の登場もあり、更に少しずつ山の持つ力に魅せられ、
もくもくと林業に取り掛かっていくようになっていく。

彼の正直で、元気よくて、そして自然の細かい動きをしっかりと見つめる繊細さが魅力的。
彼が伝えてくれる神去村の景色は、とても美しい。
抜粋した川の水の描写に、ほれぼれする。
自分の親の田舎の山の中で、まさに自分が見て感じたことのある感覚が、
そのまま文章となって表されていて、感動した。


他にもたくさん、自然の情景描写があるので、多くの人に味わってほしいなぁと思う。


4章とエピローグで構成されているこの物語。
概ね一つずつの季節のできごとが描かれている。
村という社会で生きることについてや、兄貴分夫婦のバカップルぶりや、
村独特のお祭りの様子や、神掛かった神去山での不思議なできごとや…。

もちろん、林業についての作業内容も本格的に描かれていて、
主人公と一緒になって、高い杉を登ったり枝打ちする気分になれる。

数ヶ月したら、また読みたくなりそうだ。そうして、神去山の雰囲気に浸りたい。