2013/05/01

インド行ってきたー!



インド、無事に行って帰ってきました。
お腹も壊さず。さすがツアー!安心安全でした。


でも、出発前から工場の社長、更に日本本社の事業部長、
人事マネージャーから心配の声をかけてくださり、
帰国後も「次にどこか行くときは事前に相談して」と。。。あちゃー。。。
ツアーを利用したとはいえ、相当ご心配をお掛けしてしまいました。

気になる国は、やっぱり先進国より後進国。
高度な技術を使った高層ビルより、森の中にある古代人の智恵を結集して作られた遺跡。
きらびやかで快適な都会の生活よりも、水の音や鳥の声を聞きながらまったり過ごす大自然。

世界史で最初に習った、世界4大文明(エジプト、メソポタミア、インダス、中国)を
全部見るのが一生で叶えたい夢だな〜。。。。。
って言ったらため息が聞こえてきそうな状況ですが。
なんでどこもかしこも危険情報が出ている国なんだ。残念。

日本に帰国したら、今度は日本中の縄文・弥生時代の遺跡を見て回りたいです。
古墳♪はにわ♪高床式♪稲作♪ 古代文明は魅力いっぱいです。


さて、肝心のインド話。

「ハマる人はハマる」と聞いていたインド。一体どんな所か、ドキドキしてました。
初インドの感想は「色んな人たちが集まっている国」というもの。

インドが他の国と大きく違う所と言えば、宗教も言語も多種多様な所。
頭にターバンを巻いている人もいれば、巻いてない人もいる。
ターバンの巻き方の違いで、宗派も変わる。
肌が黒めの人もいるし、そうでない人もいる。
女性のおでこに、赤いマークがついてるヒンズー教徒もいれば、ついてない他の宗教信者もいる。
今はあまり無いみたいだけれど、昔のある王様の3人の奥さんは、
キリスト教・ヒンズー教・イスラム教の人が一人ずついて、それぞれの奥さんの宮殿は、
各宗教に必要な祭壇やシンボルがデザインされていた。
累計で20時間程の車の移動で見かけた、田んぼの中の祠は、
見かける度に、様式や形が様々で、統一感もないけれど、疎外感も無い。

なんでも受け入れてくれる。飲み込んで、共存している。
大きいなあ〜って思いました。

道のど真ん中に木が生えているのには驚いた。
道路を作る時に、なぜか木を切らなかったのか、
作った後に生えてきて、それを切らずに残しているのかは不明。
片側2車線の道路なのに、そこだけ1車線になる。
左右に蛇行する車。(一方の車は歩道に入り込むことになる。)
減速するので、常に渋滞状態。
おいおい。それでいいのか〜?

それでも木を切ろうとはしないみたい。
めんどくさいから切らないんじゃなくて、木がそこにあることを正としているようだった。
だから、なんだか微笑ましい。


動物もいっぱいいたなあ。道路上が動物園。
牛もいる、らくだもいる、犬もいる、馬もいる、鶏もいる、ロバもいる…。

ただ、猫は少数派。
ヒンズーの神様の一人・ガネーシャ(象の顔をした商売の神様)のお乗り物である動物が、ネズミなんだって。
 ※神様には一人一人、乗り物がある。牛だったり虎だったりする。
だからインドでは猫を飼う人は滅多にいないそう。


ぽつぽつと話せば、色んなことが出て来るインド。
楽しい思い出が出来ました。