2013/06/02

もろもろ

今回の記事は、タイで聞いた、「え?それホント?」な話のかずかず。

◆カニにあたりました。

お昼に、ソムタムプーって料理を食べたんです。
まだ熟れてないパパイヤを細切りにしたサラダのことをソムタムと言い、
酸っぱ辛くて甘じょっぱい、という、
タイ料理の「4つの味」を網羅している、
それはポピュラーな一品です。

で、ソムタムプーのプーは、カニさんです。
生のカニさんを、塩漬けにしたらしいものを、
ソムタムと一緒に、つぼの中にいれて、
たむたむたむ…とすりこぎで押しつぶして和えるわけです。

そのカニさんに、どうやらあたったみたいです。
翌朝起きがけからトイレ直行。水飲んだらすぐ直行。
こりゃ会社行けないわ、ってことで上司に休む電話入れたあと、
症状が多少落ち着くのを待って、フラフラになりながら病院へ。
通訳さんがくるまでの30分、病院のトイレで過ごし、やっと診察。

医者「入院していきますか? 楽になりますよ。」
私「いや、入院したくないです。(家の方が落ち着くし。)
でも、点滴してくれるならしてほしいです。」
医者「点滴は8時間かかるよ」
私「はちじかん!?」

タイの驚きポイント★1
点滴は8時間かかる。

私「(なぜ…?6年前に食あたりで病院に来た時は、
1時間程度で終わったと思うんだけどな)
それなら点滴もいりません。薬を頂いて、帰ります。」
医者「そうですか。じゃあ、腸のための薬を出しますね。
これは、コップに水を入れて、その中に溶かしてから飲んでください。」
私「??? 口の中に薬を入れて、そのあと水を口に含んで飲んじゃダメですか?」
通訳「あ〜。先生、日本では、そうやって飲むのが一般的のようですよ。」
医者「そうなの? でもダメよ。喉に薬が付いたら強すぎて良くないから。
ちゃんとコップで溶かしてくださいね。」

タイの驚きポイント★2
粉状の内服薬は、コップの水に溶かしてから飲む。


後でwikiで調べたら、「生の蟹には寄生虫(ジストマ)がいる場合がある」って
書いてあった………。 ぎゃーーー。


◆そして出社して、ソムタムプーを食べたことを話すと、
2人のタイスタッフが、次のことを教えてくれた。

スタッフA
「ソムタムプーを食べたの? 良くないよ。
だって、最近は、川も汚染されてるからね。
カニもあまり綺麗なものではないんだよ。」

タイの驚きポイント★3
最近の川は汚染されている。
川で取れる食材は危険らしい。

ていうか汚染されてる所にカニ住んでるのかな…。
更に、汚い川で食材を捕まえようという人の感覚って…いや、そこは深く考えても無意味か。


スタッフB
「ソムタムプーを食べたの? やめなさいよ、私だって、食べたことないんだから。
バイク屋台で買ったんでしょ? 危ないよ。だって、日中の陽射しの中を、
冷蔵もしないで、カニを運んでるんだから。腐っちゃうに決まってるよ。
あと、排気ガスにも当てられてるんだし…とにかく汚いでしょ。」

タイの驚きポイント★4
バイク屋台の食材は、冷蔵保存もされていない上に排ガスに曝されてる。

それを言っちゃあ、どんな屋台料理も食べられなくなってしまうのでは…。


タイの驚きポイント★5
ソムタムプーが危険なのは、川の汚染からなのか、
運搬中の保存状態のせいなのかは、不明だということ。


とりあえず3日薬を飲んで、良くなりました。
もともと、それほど症状が重くなかったのも救いでした。




◆話は変わって、髪を染めて、ついでにパーマしました。

タイに来て初めて髪を染めたので、スタッフに色々言われたのですが、
その中でも「???」な話。

皆、口を揃えて言うんです。
「毎日シャンプーするのよ。そうしたら、色が出て来るからね」。
…色が出る? 既に染まってるんだけれど…。

何度も聞いて、分かったイメージとしては、
時間がたつと、今の髪の色が、更にはっきりと色づくのだそうです。
実際、染めて4日くらいしてから、スタッフに「うん、色がだんだん出てきたね☆」って
声をかけられたのですが、
私から見ると、1日目も4日目も、色は大して変わったようには見えない…。

タイの驚きポイント★6
染めた髪は、時間が経つと、変わって見えて来るものらしい。

そういうもんでしょうか?
私が行ったお店が、日系の美容院だったから、タイのカラーとは事情が違うのかもしれない。


以上、タイで生活してて「へ〜」って思った事でした。