2010/04/18

怒涛の4月

私は、新しいことに、飛び込んでいくのが好き。

「えいやっ!」って、2メートルくらいの高さから、
川に飛び込んで行くときのような、そんなゾクゾク感が堪らなく好き。

「早く飛び込みたい。きっと水は気持ち良いんだろうな。
こわいけど、落ちてしまえば後は重力にまかせちゃうしかないんだから。
自分ができることは、この岩場からジャンプすることだけ。簡単簡単。」

そんな気楽な気持ち。


だから、4月は、新しいことだらけで、面白い。


でも、私にとって新しいことを始めるという感覚は、
さっき例えたように、「重力に任せちゃう」、他力本願がベースになっている。
自分で準備しなくちゃいけないこととか、
何でも、不完全なまま、見切り発車を繰り返し行っているわけ。

そうなってくると、発車してしばらくした今になって、
そうやって中途半端なものが、走り続けてる列車から、ボロボロ、ボロボロと落っこち始めて、
今、なんだか気分が落ち着かない。
不安定な列車にゴトゴト揺られて、いつ脱線するかと、ヒヤヒヤしてる。


だから、休息もたっぷり欲しくなるのが、4月。
散らかり放題の部屋を、大掃除したくなるのが、4月。
ボロボロ落としてきたものを、拾いに戻るなり、新しいもので補ったり、修復が必要です。
そうやってメンテナンスして、見切り発車だったのを、正常発車のように見せかける。
"終わり良し"になる。でしょ。過程が大事なものは、この限りじゃないけど。


今は今日返却期限の本を開いたばかり。今日中に返したい。