2009/09/27

本当の社会人生活スタート?

工場での勤務が始まって2週間過ぎました。

朝4:30に起きて5:30に寮を出、2時間かけて工場に着いて
7:30から13:00まで午前の就業、昼食を食べて14:00から16:15の定時までひたすら作業し、
また2時間かけて寮に帰ってきて、夜9時には寝る生活をしています。

この2週間で、もともと少食気味だったのが更に減り、スリムになりました。わーい。
って喜べない痩せ方してますね。


寝坊もしました。(出発予定の5:30に友達の電話で起きた。)
遅刻しかけました。(10分で用意を済ませ、駅までノンストップで走りきり、電車には間に合った。)
社バスに乗り遅れました。(乗る直前にコンビニで朝食を買ってたら、おいてかれた。)
タクシーで工場に向かったこともありました。(運転手さんが10円おまけしてくれた♪)

帰って来たらへとへとで、
鉄粉の付いた髪を即行でシャワーで洗って、(浴室が血なまぐさくなる。)
米と梅干だけの夕食を済ませて、
洗濯とか掃除とかしてたらもう寝る時間だ。

平日って何もできなくなるなー。
これが社会人の時間感覚かー。



私はまだ、「翌日の出勤が不安で、夜中に何度も目が覚める」とか、
「朝、会社に行きたくなくて泣く」とか、そういうことはないけれど、
いつかそういう日がくるかもしれない。
現場のおじちゃんたちは、皆さん優しいから、今の所ないけどね。


今はヘルメットと防塵・防毒マスク(鉄粉とシンナー予防)と、耳栓(騒音対策)と
燃えない繊維でできた作業服(火事対策)と、鉄板の入った作業靴を装備して、
自動車の部品の製造の一部に関わっています。

ホンダの車に乗ってる人!
あなたの車の乗り心地を良くしてるのはこの部品のおかげよ!!(と主張してみる。)



この工場での作業は、あくまで「研修」の一環らしい。3月まで続くらしい。
でも、「研修」とはいえ、「大事な戦力」です、と業務の人に言い渡され、
作業長には、「会社には労働力を提供すればいいんです」と説明された。

頭脳は一切使いません。
ぼーっとしながらでも、体さえ動かせば作業は進む。
ぼーっとしながら、あぁ、子どもと遊びたいなぁ、と考えてます。



ところが、新入社員30人弱の全員が工場で労働力を提供している中、
「でもね、女性には優しくしたい。
えこひいきするわけじゃないけれど、女性の新入社員には工場ではなくて、
事務所での仕事をやってもらいたいと考えている」
と物流マネージャーから話があった。

うーん、すごく現実味が薄そうな様子だけれど、
事務所での勤務もちょっと興味あるけど、
本当に本当に、そのつもりなの?とちょっと疑問。


翌朝起きた時、動けなくなるほど体中が痛かったり、
腱鞘炎がひどくて重たい部品を持ち上げるのが辛かったり、
シンナーで頭がくらくらしたり、
薄暗いし粉塵が舞ってるし耳栓使わないと将来の聴覚が心配になるしで、
いろいろ工場での勤務は正直怖いことだらけなんです。

でもまぁ、現場の人たちが良い人たちだから、
卑屈にならずに、作業できてます。





外国で働くチャンスがあったらいいなぁ。
外国で働いた経験を積んだ後、教壇に立って、
中学生たちに「実際に使われる英語はこれさ!」と
話ができる英語教師になりたい。